風景喫茶

備忘録(風景喫茶より)

2303271829 13℃ 曇り

卒園も卒業も終わり、入学式前に髪を切る人。

重なるということがこんなに大変だとは。

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あまりにも身の回りがあたふたと忙しすぎて、今回は一句も浮かばないのではないかとギリギリまで不安でした。

それでもなんとか調えられた。本当に良かった。

 

冬すみれ

 

陽だまりにのの字のかたち猫の冬

生きてゐる証としての息白し

冬すみれ留守電の声消せぬまま

不機嫌な女と葉牡丹の白と

雪の果不定愁訴を持て余し

ひと呼吸ひと息に春混じりくる

春泥にまみれ小石の艶艶と

消えかけのチョークの線路花曇

暗渠にも春雷ひとつ滑り落つ

教会のミモザ明るく灯りたる

 

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祖母も母もへバーデンだったので、気をつけているのだけれど、

やはり編み物は手がきつい編み方のくせがあるので、ここしばらく指が痛い。

棒を針に持ち替えている。けれどショールを編みあげたい。

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近所の紫木蓮と桜が綺麗で、特に木蓮は花が残って葉が少しばかり出る一瞬が一番良い。

白と薄紫と明るい黄緑と。和菓子みたいな明るい着物みたいな色してる。

散るさまはほんとうに身を捩るようだけれど。