風景喫茶

備忘録(風景喫茶より)

202112211941 9℃晴れ

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あっという間に師走も終わりに近づいて。驚いてしまう。

春号の投句、今回はどうにもこうにも浮かばなくて、

本当に締め切り日ギリギリになってしまった。

忙しくても、浮かばなくても

「続けることが大切です」

という先生の言葉を杖に進んでいく。

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ピンクちゃんは5歳に。こちらもあっという間。

気がついたら二人とも社会人になっていた、となりそうで震える。

時間というのはすごい。とても長く果てしないところにいた気がするのに。

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明日のお風呂用の柚子。お向かいさんにいただいた。

良い香り。

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春号の十句

 

手羽先を煮てぼんやりと居待月

九月尽祖母の手白く柔らかく

今よぎりたる秋蝶はまぼろし

柿の実へ夕日を乗せて五等分

団栗を握りしめ子はほくほくと

骨上げや南天の白あはあはし

次次と鳥くぐりゆく冬の虹

待つ人の白髪きらきら寒茜

冬ざれやあちらこちらに過去がゐて

匂ひ立つ棟木にとまる寒オリオン