banana defender
「りーくんね、ばなな、おいしくないって、いったんだよ」
「えー、そうなの?りーくんバナナ嫌いなんだ?」
「んん、ばなな、おいしーよね」
「おいしいよねえ」
「ばなな、おいしくないっていったら、ばなな、ないちゃうよねー。
ばなな、えんえん、て、かなしーよー、てないちゃよね」
「うん、泣いちゃうな。そりゃ泣いちゃうよ」
「ねー、ばなな、おいしくないっていったら、ばなな、おこっちゃうよね。
ばなな、あぷぷぷっ、っておこっちゃうよねー」
「そりゃ怒るさ。バナナだって」
「ばなな、ちびちゃんが、まもってあげないとねー。ちびちゃんいるから、だいじょうぶよー、ってねー」
「そうだな。ちびちゃんがバナナ守ってやらんとな」
「な!」
実は、ママもあんま好きじゃないんだけどさ、バナナ。ごめん!
バナナのことは君に任せたぞ。